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 天才、ザ・エザキマサルが今回演じるは「ビート文豪」。
 第一作である『ビート文豪 処女作集〜我が愛しのロミ篇』について
出演者
ビート文豪→ザ・エザキマサル
ロミ→増山江威子

ギター→堀越信泰、西山はんこ屋=史生
ベース→バカボン鈴木、金森佳朗
ドラム→鶴谷智生
オルガン→小川文明
ヴァイオリン→宮坂雅美、岩澤幸子
ヴィオラ→細川亜維子
チェロ→四家卯大
サックス、コーラス、口笛→住友紀人
あらすじ

40年代、日本で純文学作家であった男。50年代、アメリカでビートニク作家であった男。
そして、70年代、イギリスでグラムロックのアーティストであった男の魂を、同時に一つの
生命体に宿らしてしまった。ロックスターの青年は、それぞれの天才的な才能を受け継ぐ反面 、
3種3様の因果やトラウマをも引き受けてしまうこととなる。

身に憶えのない幼児虐待の記憶、恋人殺害の記憶、心中の記憶。屈折した鋭敏な感受性
からくる世間からの疎外感、他者との関係に道化を演じてしまう自分への失望、
世の中への無常感と猜疑心など・・・

ほどなく創作意欲だけでなく、生きる能力を失い、なりゆき任せで廃人同様に、
生きるようになっていく。ついには自殺を決意し、この世の名残にと、フラリと歓楽街へ
立ち寄る。そこで身寄りのないロミという、西洋人のような容貌の、不思議なくらい
清潔感のある、悲しい目をした美少女の娼婦に出会う。

互いに哀れな身の上話をするうち、2人は引かれあい、彼女の愛の奥処にふれることで、
しだいに生きる力を与えられてゆく。しかし、ロミから自分は愛の化身であり、
病んでいる者の前にしか、姿を現す事が出来ないと告げられる。

ロミを愛せば愛すほど、癒され正常な精神を取り戻すにつれ、彼女がだんだん
霞んで見えてゆく。

ついにはロミの姿は見えなくなってしまうが、ステージにあがり、オーディエンスを
熱狂させるとゆう虚構の場のみ、異常な精神状態となり、客席にいるロミに逢うことが
出来るのであった。

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