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Lumcarzy 

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Debut single
2002.7.24 発売
『青』
¥1.200(Tax in) POCE-2074
Lumcarzy/
宇高俊介(ギター、ヴォーカル) 写真左
 S52.11.12 生まれ
森山裕介(ベース) 写真右
 S53.2.12 生まれ 
二人とも山梨県出身の幼稚園時代からの幼なじみ。共に上京し、音楽専門学校、美術大学とそれ
ぞれの道を歩みながらも、2000年ついにLUMCARZYとしてタッグ結成。個人制作のCDを売りな
がら佐渡島へ放浪ツアーに出るなどの活動を経て、2002年、メジャーデビューが決定。
 
RealPlayerで以下のレコーディング楽曲を試聴できます。曲名をクリック!
「青」
「Whishful Thinking」
「See Sea」
宇高俊介レコーディングを語る
まずはじめに僕は心から言います。
「皆さんありがとう!」と。

 デビュー作ということで、今回レコーディングというものを初めて体験しました。自分の曲を皆で創造していくことを、初めは正直すごく不安だったのを覚えています。レコーディングが始まると、その不安などふっとんでいました。ただ皆「良いものを作る」そんな空気だったのです。僕から生まれたメロディーを、皆で必死で空気を送っているようなそんなことをふと思った瞬間、胸がジワ−っと痛かったです。

 すべての曲は始め、3人(ドラム、ベース、ギター)を同時に録る作業で始まりました。3人がヘッドホン越しに聞こえるお互いの音だけで、やり取りしなければなりません。意外にも初めてのことでした。しかし音は嘘をつきません、気持ちがのって来ると、2人の音は正直に僕に伝わってきました。何テイクしただろう?実はどの曲もはっきり覚えていません・・。

 「青」のギターはES-325を使いました。基本的に歪み系エフェクターにはRATを使いました。僕はギターの持っている本来の音を大事にしたいので、あれやこれやと使わないのです。青には指弾きの柔らい部分と激しい部分があり、このギターは両方の部分にしっかり対応してくれました。

 それに変わって「Wishfull thinking]のギターはJaguarを使いました。この曲の場合鋭さといいますか、そういう音は僕の中ではこのギターなのです。

 「See Sea」のギターはガットギターで弾きました。このギターは僕の母親が昔使っていた代物で、時代を越えて来た音がしました。それは僕だけかもしれませんが・・「SeeSea」だけは生楽器のため、3人とも別々の部屋に入り顔すら見えない状況でマイクでのレコーディングでした。その頃僕は確か喉を痛めていて、咳きを我慢してやっていました。
しかし人間無理なこともあります、プロデューサーの工藤さんに「いい咳きがとれたよ」なんて言われながら、何に使うのだろう?なんてアホなことを考えたりもしました。

 どの曲も「よし!」と思う時は皆一緒なんです。「よし!」と思う時は初めから何か予感しました。あの時の満足感は言葉では言い表せません。

 そしてこの音に次はヴォ−カル、サイドギター、ピアノ、フルート、ストリングス、を録音していきました。サイドギターは僕が弾きましたけど、ピアノ、フルートに鈴木ただすけさんストリングスに深川さん(バイオリン)、矢野さん(バイオリン)、立田さん(ビオラ)、西村さん(チェロ)が協力してくれました。僕らはびっくりしました。自分達がイメージしていたものを、遥かにうわまわっていたからです。こうして書いていてもあの時の感動は文章では、書けるものではありません。自分のイメージを越える瞬間なんて、そうめったにあることではないですから。

 ヴォ−カル録りはなんといっても、喉との勝負だった気がします。精神的、肉体的にぼろぼろでしたから、全身にシップを貼り、残るは気合いのみでした。ミュージシャンとしてまだまだ僕は未熟ものだな、と思いながらも僕の喉だけはプロということを、意識していたのかもしれません。声は決して潰れなかったのです。不思議なものです。初めての緊張の場であっても、ふいに皆の顔が横切ったりするのです。緊張してではなく、こうして唄えてる事の喜びに声が震えてしまったのを覚えています。

 生まれてから僕はどのぐらいの人に支えてきてもらったんだろう?すべての人の気持ちに答えるかのように、僕は唄っていたんだと思います。共にレコーディングに携わった人達には、心から感謝しています!ずっと支えてくれた親族、励ましをくれた友、救ってくれた街の人、僕らの理解してくれている事務所の方々、何がかけていたら今回の作品は存在していないと思います。僕は思っています。

 この曲を皆の気持ちと共に唄うことが、僕らのやるべきことだと。
  僕は唄う。けどこの曲は皆の曲だと!
es325
Gibson ES-325
jaguar
Fender Jaguar
gut guitar
Gut Guitar
efx
エフェクター類

森山裕介レコーディングを語る
 1stSingleのレコーディングの印象は一言、「楽しかった」に尽きます。大変な事もありました。泣きたい時もありました。でもでも、打ち上げのビールは最高に美味しかった!!これが全てを語っています。ナンヤカンヤ、のべ1週間以上費やしての録音(禁酒)でしたので、咽は完全に乾ききってしまっていた・・。既に次回のビールの味が楽しみで仕様がありません。

 3曲全体を通して、バッキングギター・ベース・ドラムの3パートを一発で録るという形が基本でした。工藤プロデュ−サ−も含め、皆が納得のいくまで何度もくりかえしくりかえしで、これがまた咽が乾きました。ドラムで参加して頂いた川瀬一馬さんと僕等、3人で向き合って見つめ合って・・・。スイートな数日間でした!ピアノとフルートで参加して頂いた正将(ただすけ)さん、ストリングスで参加して頂いた深川さん、矢野さん、立田さん、西村さん。VORTEXRECORDSやBLOWWINDのスタッフの方々・・・たくさんたくさん、本当に有難うございました!!!近いうちにまた乾杯、したいですね!

エレキベースはダイレクトラインとBASSPOD経由の音を絶妙にブレンドしています。Walには通常のギタージャックに加えてキャノン出力も装備されているので、そちらは「青」にて使用しました。また、その時々に応じて弦を弾く位置を意識しているくらいで、何もエフェクターなどは使用していません。太くしっかりとした良い低音が録れたと満足しています。

 「See Sea」ではウッドベースをできるだけ生々しく響かせるために、ほとんどがマイクで拾った音になっています。芯を持たせる程度にピックアップでの音を混ぜています。良い音です。




fretless
Wal FretlessBass
woodbass
Oriente W.Bass

basspod
Bass POD

工藤プロデューサーが語る
 Lumcarzyの二人は、スタジオの中ではとても物静かなので、今回のレコーディングはとても静かに幕を開けました。まずはメンバー2人と僕が、ひたすらMacの画面 とにらめっこをして、打ち込みでアレンジの方向を決めていきました。

 今回シングルになった曲は、彼らが自主制作で作ったアルバム「EURASIA GROOVE」からの3曲です。このアルバムはドラムやシンセ類はすべてYAMAHAQY70で打ち込んであったので、とりあえず、その打ち込みデータを全ていただきました。ただし、今回はドラムは生ドラムを使うことが決まっていたので、このデータは参考程度のモノです。

 宇高君の打ち込んできたドラムは、細かく作り込んであって、「打ち込みならでは」といった感じのアレンジになっている部分もあったので、その雰囲気を残しつつ、生楽器のリズムとミックスするために今回はループを思い切って使うことにしました。ということで、ループ切り刻みソフトの定番、「ReCycle」が大活躍しています。僕が使っている「LogicAudio4.7」ではREXファイルの読み込みには対応していないので「ReCycle」で切り刻んだオーディオデータはSoundFontにエクスポートします。それを「EXS24」で読み込んで、LogicにスタンダードMIDIファイルをもらってコンバート完了です。

 作業のおおまかな流れは2人が上で解説してくれているので、「僕がやったこと」を補足で書いてみます。

「青」
 もともとストリングスが大活躍していた曲だったので、やっぱりストリングスを大活躍させました。サビで出てくるオルガンのアレンジも、最初はストリングスのスタッカートだったのですが、全部ストリングスではつまらないので、オルガンにしてみました。

「Whishful Thinking」
 機械的なノリが素敵な曲です。機械的なSEやループをいくつか入れてみました。適当な音を何となく鍵盤に立ち上げてみて、曲を流しながら適当に音を出してみて・・・Lumcarzyの2人が「今のカッコイイっすね」と言ったらハ 「はい、採用!」という感じです。シンセのパッドについてはコード譜を見ながらなんとなーく弾いたものなので、何をやったかは覚えていません。

「See Sea」
 プリプロ時に「どこかのおっさんが日曜日に集まってセッションした」という感じにしよう、というコンセプトに決まったので、・・・何も考えていません。漂流して流れ着いたら・・・できました。

LogicAudio

EXS24
recycle
Reycle
ハハCopyright (C) 2000-2002 BLOWWIND RECORDS Inc. Japan All rights reserved. info@muune.com