|
今日から Jungle Smile
という人たちのレコーディングが始まる。スタジオはエピキュラスの1st、13時スタートか・・・。
スタジオの前の駐車場で車からモニタースピーカーを降ろしながら、ふと門の方を見ると、なにやら妙な感じの女の子が入って来て、そのままロビーの方へ向かって行く。
“今どきの若者だねぇ、音楽教室か・・・” なんてぇ事が一瞬頭をよぎったが、モニターの重さに気を取られ空腹も手伝って、蕎麦屋蕎麦屋と唱えながら1stを目指す。
蕎麦も食べ終わり Meja の新譜を聴きながらお茶を飲むこと10分、スタッフと共に吉田ゐさおが現われる。ちょっとシャイな感じで、でもどことなく意志の強そうな奴、それが第一印象、さらに譜面
に書かれた仮タイトル「放尿散布」を見て “ ほ〜っ、面
白いじゃん! ” そして吉田ゐさおの隣には、あらまぁ!さっきの今どきの若者・・・『高木郁乃といいま〜す。』
・・・96年6月22日、これが Jungle Smile とのFirst Contact
だった。
さて本題に入るとするか 「風をおこそう」から始まった
Jungle Smile とのレコーディング作業のすべての行程で普通
のやり方が良しとされたものは、数えるほどしかない。お陰様で本当にいろいろと勉強になってます。これ本当の話
。
時は流れて20世紀も終わろうとしている2000年12月5日、Jungle
Smile は相変わらず変(良い意味で)だ。
今日のお題は「ライブハウスの後の方で聞こえるドラムサウンド」by
山木秀夫。
レコーディングシステムが全く無い小さなホールに機材を持ち込んで、セッティングすること2時間余り、準備はバッチリだ。(とは云うものの、ドラムセットの真ん前でヘッドフォンでモニターしなくてはならないので、1度録音して聴いてみないことには、どういう感じで録音されているかわからないのだ。)
長年?の経験から適当に(いい加減という意味ではない)マイクロフォンを配置して
とりあえず録音してみる。そしてプレイバック、じっと聞き入る吉田ゐさお、Pro
Toolsのフェーダーを上げ下げして、やおら一言 『いいねぇ〜』。
実際なかなか良く録れている。こんな調子で、もう少し「あ〜しよう、こ〜しよう」とマイクロフォンの位
置を変えたり、ドラムの叩き方を変えたりしてテイクを重ね、3、4回録った頃にはすっかり御満悦の様子、拍手喝采と共に本日の作業は終了した次第。
あとは Region Conductor 吉田ゐさおの活躍となる訳だ。
Jungle Smile のレコーディングはいつもこんな調子で進んでいく。ひと昔前のレコーディングスタイルとは大違いである。ミックスの直前まで全体像が見えないこともしばしばあるが、その出来上がりは皆さん御存じのとおり。
今回の曲はどういう感じになるのでしょうか?
皆さんも期待して待っててください。
おしまい
|